創世記 6〜11章 

A ノアの洪水〜バベルの塔

神の贖(あがな)いのご計画はヘブル語聖書の創世記6章以降に移ります。
さて、人が地上にふえ始め...

6〜11章 洪水からバベルの塔
 地上に暴虐が満ち、心を痛められた神は人と地とを滅ぼすことを決意された
 なぜ、全地を? 神の創造外の被造物ネフィリムとは?

 洪    水:罪に対する義なる神の怒り
 ノアとの契約:洪水後、神と被造物との関係が新たにされた・・・神への恐れ、肉食の始まり。
 バベルの塔:神不在の文明世界への憧れ・・・一つの世界、一つの政府、一つの規則、国家統制主義? 
        唯一神ヤーウエ信仰から異端の発生
        占星術、バビロンからエジプトへ、伝承

6〜9章 ノアの洪水
 神の裁きとしての洪水
 その時:定められ、二通りの方法で予告されてていた
     (1)5:27 それはメトシェラの死によってもたらされる
     (2)6:3 ノアに与えられた預言;「人の齢は、百二十年」
           (「この世代はあと百二十年」が正しい訳)。 
            その間、ノアは箱舟作りに専心。

 その理由:6:5 悪の増大 
      6:11 神の前に堕落し、暴虐で満ちた地 
      6:1−4 ネフィリムとは? 神の子ら(堕天使)と人の娘たち 
      洪水後も存在するとの不気味な予告

 預言的警告: マタイ24:37;人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。...洪水が来てすべて          の物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。人の子が来るのも、そのとおりです。

 ノアの日? 創世記6:12;神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上で       その道を乱していたからである...それで今わたしは、彼らを地とともに滅ぼそうとしている。

10章 人類の派生
 人種的、地理学的、歴史的、語源的...洪水後の人類のスタート
 洪水後の世界は、一言語からスタート

11章 バベルの塔
 神の御旨: 9:7 人類が全地に広がり、子孫を増やすこと
         9:6 神の似姿に似せて造られた人を殺すことは主のみむね御旨への反逆 
        ―全人類へのご命令

 神の御旨とは正反対に、人々は超大国家建設を願望
 二ムロデに率いられて、神不在の連合国家の象徴として、バビロンに天により近くを目指して塔建設着手
 

 バブ‐エル(「神への出入り口」の意)建設は、天に達する塔を目指した、生ける神への反逆行為
 

 異端の始まり

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