H キリスト支配の神の国-イスラエルに与えられた旧約の成就、ユダヤ人の王、メシヤなるイエス・キリストによる千年支配が地上に具現、サタン、千年後に地下牢から解放され、最後の抵抗の後、地獄行き
神の贖(あがな)いのご計画は、キリストが全世界の王として都エルサレムに君臨されるかつてない平和な時代に移行します。テキストは、へブル語聖書の諸預言と新約聖書の黙示録です。
黙示録20章をご覧ください。
御使いが...悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕え、
これを千年の間縛って、底知れぬ所に投げ込んで、
そこを閉じ、その上に封印して、千年の終わるまでは、
それが諸国の民を惑わすことのないようにした。
サタンは、そのあとでしばらくの間、解き放たれなければならない。
(20:1−3)
とあるように、
ついにこの地上に実現する待ちに待ったキリスト支配の王国はサタンの誘惑のない、ユダヤ人王国です。神の選びの民 と
して召されながら神の御旨に答えることのできなかった『ユダヤ人の残りの者たち』は、ナザレ人イエスをユダヤ人のメシア (救い主)として受け入れ、「キ
リストの証し人」として、全世界宣教に乗り出します。このとき初めて全世界がキリストの ものとなり、この世にあって一足先にキリストの証し人になった
者たちは、王キリストとともに「神の国」を支配する役割りを 担い、御使いたちのように、神の国全土に神の言葉、教えが満ちるように仕えることになりま
す。
預言者イザヤはこの日を、
終わりの日に、主の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、すべての国々がそこに流れて来る。
多くの民が来て言う。「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。
主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。』それは、シオン(エルサレム)からみおしえが出、
エルサレムから主のことばが出るからだ。
主は国々の間をさばき、多くの国々の民に、判決を下す。
彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、
国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない。
(2:2−4)
と預言しました。
ダニエルもこの神の国到来をはるか彼方から見通して、
見よ、人の子のような方(イエス・キリスト)が天の雲に乗って来られ、
年を経た方(父なる神)のもとに進み、その前に導かれた。
この方に、主権と光栄と国が与えられ、
諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。
その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、
その国は滅びることがない。
(7:13−14)
と預言したのでした。
また、
そこにはもう、泣き声も叫び声も聞かれない。
そこにはもう、数日しか生きない乳飲み子も、寿命の満ちない老人もいない。
百歳で死ぬ者は若かったとされ、
百歳にならないで死ぬ者は、のろわれた者とされる。
(65:19−20)
と、イザヤが語った理想的な時代は、
愛と義なる王キリストが支配される地上に成る「神の国」において初めて
実現するのです。

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